Twitterを通じて知り合ったロッドビルダーのがうさんにカスタムをお願いしていたロッドが、先日作業完了して手元に戻ってきました。
早速使って、魚を何匹か釣ることができました\\\\٩( ‘ω’ )و ////
がうさんがある程度シャープに仕上げてくださったにも関わらず、思った以上に柔らかくて驚きましたが、(元はどんだけダルかったんだろ?)
感度がとても良くて、ボトムや魚のバイトの様子が細やかに伝わってきます。
しなやかなのに操作もしやすく、釣りがとても楽しかったです!
詳しい話を聞いて頂きたいのですが、その前にがうさんとロッドの基本スペックなどのご紹介を。
がうさんはロッドビルドの中でも特にマルチピース(パックロッド)化を得意にしています。
釣人としても渓流釣り、バス釣り、チヌ釣り、ライトロック、アジングなど幅広い釣りに親しんでいて、使い手に寄り添ったビルドやカスタムをされています。
Twitterで様々な依頼品の紹介を拝見しましたが、竿の持ち味を活かした継ぎとベンドカーブが美しく、本当に継いでるの?と思うこともしばしばです。
がうさんのブログはこちら。
今回わたしがお願いしたのは、GAME AR-C S706ULというソルトのライトゲーム汎用ロッドのマルチピース化とグリップ交換です。
仕上がり直前にガイド交換(ステン→チタン)を追加で依頼しました。
ロッドの元の見た目と商品概要は下記の通りです。
2006年頃発売のライトゲームロッドで、汎用性の高さとパワーがあるところに惹かれて購入しました。
軽くシャキッとしている今時のロッドと比べると重さとダルさが目立つ感じです。
で、迷彩柄のグリップがイケテナイ。。。
依頼した当時、船での良型カサゴ釣りにハマっていた自分は、軽さやシャープさよりひたすら強さと粘りを重視していました。
そのためグリップ以外には頓着していなかったのですが、竿を受け取ったがうさんはびっくりしたかも💦
後にデザインやガイドセッティングをどうするか(できる限りシャープに寄せるか、元の竿の感じをある程度活かすか)について、かなり悩んでくださったようです。
前置きが長くてすみません、仕上がりがこちらです。
美しい・:*+.\(( °ω° ))/.:+
5分割にして下さったので、旅行の際はスーツケースに入れることができます。
スレッドや飾り紐のベースは藍色で、差し色にオレンジとイエローが入っていますね。
ティップ部分のスレッドをオレンジにして、アタリを見やすくしてくれました。
落ち着いたデザインなのに凝ってて綺麗(*´ω`*)✨
問題のグリップはまさかのカーボンモノコック(だと思う)に変貌を遂げていました。
手書きでネームを入れてくださっていて、これまた素敵・:*+.\(( °ω° ))/.:+
がうさんご自身はこのロッドを以下のように紹介していました。
部屋で組んで触ってみるとティップがフワッと入ります。
バランスを工夫してくださったのか、重量の割に持ち重りを感じません。
軽く振るとポヨンと柔らかいけどダルさはないです。
あれ?と気づいたのは、バットガイドの位置がとても高いことと、ティップにたくさんガイドが付いていること。
がうさんに尋ねてみると、どちらにも意図があるけど、まずは使ってみてくださいとのこと。
なるほど、では早速実釣へ!
話が長くなってしまったので、使用感については後編の記事でお伝えします。
↓後編の実釣と使用感についての記事はこちら↓