釣り納めはベイトのキャスト練習(*・ω・)ノ🎣
キャスト練習以外にアクションを確認したいものがあり、鈴鹿サーキットの走行音が響きわたる近郊溜池に行ってきました!
こちらの記事はキャスト練習について書いた前編です。
練習結果を踏まえて巻きの釣りからボトムの釣りへと方針転換することを決めますが、そちらについてはリンク先の後編の記事をご覧ください。
参考までにタックルを紹介しておきます。
- ロッド : ワールドシャウラ1703(レッドタイプ、7フィートのHクラス)
- リール : 12アンタレスHG
- ライン : シーガー フロロマイスター16lb
まずは沈み蟲3.2を投げてみます。
しまかぜはゆったりしたスローなキャストです。
それそのものは悪くはないのですが、ルアーの重さをしっかり受け止められていないのと、リリースタイミングが早いためテンプラ(まっすぐ飛ばず上方向にすっぽ抜けるキャスト)になってしまいます。
20mほどしか飛んでいません。
これだと多分デイではバスのいる場所まで届かない_(┐「ε:)_
しまかぜのキャストの課題は他にもたくさんあります。代表的なものをあげると
- 引き手が弱い
- 手首のスナップを使えていない
- ブレーキが強すぎる
- サミングができていない
- ラインメンディングができていない
などです。
うーん、ほんと下手だなあ_(┐「ε:)_
今日はこの課題のうち、最も基礎的なサミングとテンプラ対策に的をしぼって習うことにしました。
夫に手本を見せてもらって、その後解説してもらいます。
まずリリース直後にスプールが回りすぎて糸が膨らむので、軽く抑えます。
その後は飛距離を損なわないように親指の力を抜き、(指を離して完全フリーにするのではなく、スプールの回転を妨げない程度にごく薄くサミングを続ける)
最後に着水直前に強く抑えてスプールの回転を止めます。
なるほど、しまかぜはリリース直後のサミングをやっていませんでした((((;゚Д゚)))))))
そのため最初に糸がスプールから浮いてしまい、頻繁にバックラッシュを起こしていたようです。
そしてバックラッシュを無理やり抑えるためにブレーキを強くするという悪循環。
夫に教えてもらった通りにサミングすると、微妙なタイミングや力加減のブレはありますが、バックラッシュしない!!
最初は最強にしていたブレーキを徐々に弱くできるようになりました。
そして次はテンプラ対策。
これについては夫に教わるというより、琵琶湖バス釣りガイドのLunker Assistさんに教わったことを思い出して実践しました。
「高いところを見て投げるんじゃなくて、水面のある1点を目掛けてキャストすれば、自然と弾道の低いキャストができるよ」というものです。
言葉どおりに投げ続けていたら、多少はフケ上がるもののキャスト時の弾道が大きく改善しました。
低い弾道でキャストすれば、向かい風でもある程度はまっすぐ飛んでくれるようになります。
風速1m〜1.5mほどの弱い向かい風に向かってキャストを続けます。
バックラッシュさせずに投げることに慣れたら外部ブレーキを徐々に弱くしていき、それにも慣れたら内部のブレーキシューを1個オフにします。
ブレーキを弱くすると特にリリース直後に糸が浮きやすくなるため、サミングの力加減をそれに合わせて変える必要があります。
その代わり、軽い力でキャストしても飛距離が伸びるようになっていきます。
最終的には内部ブレーキ4個中3個オン、外部ブレーキ6段階中の3段階でバックラッシュさせずに投げられるようになりました。
飛距離は最初の20mほどから30m強とかなり増えました。
ギリギリではありますが、これならバスのいる場所になんとか届きそうです。
今回の練習にあたって、扱いやすいナイロンラインではなく苦手なフロロカーボンを選んだのには理由があります。
前回の琵琶湖釣行の時にナイロンラインで高比重ワームのボトムジャークをしてみたのですが、感覚のボケ方が想定以上で、ボトムの変化があまり感じられなかったためです。
この点につき糸をフロロに変えたらどうなるのだろう?と思い、キャストの合間に軽くジャークして弾いたり、ズル引きしてみたりしました。
結論から言うと、感度も操作のしやすさも別物!
ラインはやはり適材適所で選ばないといけないのだと反省しました。
ちなみに自分が毛嫌いしていたフロロのごわつきやライントラブルについてですが、16lbを使っている分にはどちらも特に気になりませんでした。
サミングのおかげで飛距離が伸びただけでなく、苦手なフロロをまともに扱えるようになりました。
基本って大事なんですねー!!
最初に書いた通り、この池に来た理由はキャスト練習以外にもう1つあるのですが、話が長くなったため、そちらについては次の記事でお話しします。