しばらくブログ更新が滞りました。
3月1日にあるかもしれない異動の辞令が気になるものの何もできないという状況がストレスになり、気分が滅入って体調を崩していました。
今週はしばらく続いた季節外れの暖かさから打って変わって、水曜から雨と寒気に覆われる予報。
週末から週明けにかけてはボーナスタイムだったようで、釣友さん達が琵琶湖某エリアで素晴らしい釣果をあげていました。
自分は天気予報と足場などの問題からそこに行くつもりはなく、夫を月曜に送り出して満足していました。(夫がとても素敵なバスを釣ってくれたので、釣行の様子は近日中に記事にします!)
琵琶湖50UPチャレンジについては諦めていたのですが、釣友さんが比較的歩きやすいポイントで今朝(2月21日水曜)も釣果を上げているそう。
「自分の腕では釣れないだろうけど、気分転換とお醤油を買いがてら琵琶湖に挨拶をしに行くか」と軽い気持ちで延長戦に出かけることにしました。
息子の学校の支度をしながら、isseiの沈み蟲2.6とフックとわずかな道具だけをバッグに詰め込みます。
現地に着くと思ったより暖かく雨も予報ほど強くはありません。しとしと降っている感じ。
ほぼ無風でPEスピニングにはありがたい状況です。
水の色は笹濁り。湖流の向きがよく、近くからの強い濁りの流入をブロックしてくれているようです。
午後から本降りになる予報のため、釣りができるのはおそらく2時間ほど。
縦ストラクチャーとこぼれ石が散在する枯れウィードのエリアの2箇所に狙いを絞ることにしました。
縦ストラクチャーの周辺がすり鉢上に窪んでいて、そこにバスが着いているそう。
なるべくタイトに通すべしとの夫からのアドバイス。
縦ストの少し先に沈み蟲2.6を落とし、濁りの中でも気づいてくれるよう軽く跳ね上げるようにアクションさせます。
通すラインを少しずつ変えて丁寧に攻めたのですが反応がなく、小移動して枯れウィードとこぼれ石のエリアに。
最初は軽く跳ね上げてステイしてを繰り返していたのですが、どうにも効率が悪いしオーバーアクションな気がします。
少し考えた末に、
- ボトムをゆっくりずる引く
- 石やウィードなどに引っ掛かったら少しステイ
- ステイしたら優しくほぐすようにティップを軽く動かす
- また少しステイさせて反応がなければズル引く
という、海のライトキャロやちまラバでやり慣れたアクションに変えることにしました。
少し風が出てきたうえに湖流もややキツいため、ボトムを感じやすいよう沈み蟲にネイルシンカーを挿入します。
枯れウィードとこぼれ石は岸寄りに入っているのですが、魚に警戒されないようにできる限り遠投してゆっくり寄せてくるよう心がけました。
反応はすぐに出ました。
小さな石の引っ掛かりを丁寧に外した瞬間にティップが何かに引っかかったように重くなります!
フッキングをすると強めに締めたドラグがジジーッと鳴りますが、決めきれずにすぐに外れてしまいました。。。
わたしが無言だったため、根がかりだと思っていた夫。
「来たなら言うてやー!魚ならかなり大きいと思うで」と苦笑い。
その後も何度かアタリが続きますが、フッキングには至りません。
大きなバスがこんなにアタってくるの初めて!
確実に魚がいる。。。
途中雨がやや強くなり空気も少し冷えましたが、再び小雨になり冷えも少し緩んだ様子?
釣行開始から2時間が経過して午後になっていましたが、雨足は弱くまだ釣りを続けられそう。
主目的だったはずのお醤油をほっぽり出すことにしました。
場所を休ませるため最初の縦ストラクチャーの場所に戻ります。
湖流のおかげで来た時より濁りが薄まっています。
何度かキャストして精度が上がり、いい感じに縦ストの際を通せるなーと思いながらティップを軽く動かした刹那、布袋を引っ掛けたような柔らかく重い感触!
ゴミ?魚??と半信半疑でしたが、とにかく縦ストから引き剥がさないと!
いつもの大掛かりなフッキング動作はせず、全力で巻きます!
巻ける!水を吸った布袋のように重い抵抗だけど、生命感がある!?Σ(・□・;)
声を出す余裕がありませんでしたが、夫が気づいて来てくれました。
身をくねらせる魚体。バスだ!!!大きい!
見慣れないバスの体高にびっくりして一瞬リールを巻く手が止まったものの、しっかりロッドでテンションをかけ続けていました。
多少もたつきつつも、ほどなくしてネットイン!
「50ある!?」「あるやろ!」「すごい体高やん!!」2人してキャーキャーしながらの計測タイム。
長さはちょっとだけ足りなかった!
でも盛り上がった背中に太い尻尾ですごい体高!・:*+.\(( °ω° ))/.:+
自分が長年憧れ続けた琵琶湖北湖のバスです!
重さは2600gでした。
もうちょっとありそうな気もしたけど、この長さなら2000g超えたら十分良型なので、圧巻ですよねー!
バスの口がまだ赤いですね!初めての口紅バス嬉しい(*´ω`*)
お腹がかなりふっくらしていて、プリスポーンのメスっぽい。
リーダーの先が擦れていたので交換しないといけないのだけど、充足感で胸がいっぱいで放心状態です。
時間には少し余裕があるけど切り上げて帰ることにしました。
夫が「10分だけ釣りをさせて!」とのことなので、ぼーっとしながら見守ります。
わたしが釣ったのと同じ縦ストラクチャーでまさかのお土産バスをゲット!
この子も十分いい魚なのですが、先に釣った魚があまりの迫力だったため、小さく見える😅
まだ釣れそうな雰囲気に後ろ髪を引かれつつも、大満足で帰途につきました。
帰り道の途中で食べたラーメンが温かく、雨で冷えた体にしみわたります。
長く思い出に残る良型バスが釣れたのは、事前情報をくださった釣友さん達と夫のアシストのおかげです。本当にありがとうございます!
また、天候と湖流にも恵まれました。琵琶湖の女神が餞別をくれたのかもしれませんね。
1cm足りなかったのは「またおいで」ということでしょうか。
慣れない高比重ワームのボトムの釣りでしたが、自分の海釣りの経験が活きてくれました。
幸せの余韻に浸りつつ、3月1日を待とうと思います。
タックルデータ
- ロッド ワールドシャウラ2752R-2
- リール ツインパワーC3000XG(スプールは2500S)
- ライン シーガーPEX8 1号/プレミアムマックスショックリーダー3号
- ルアー issei沈み蟲2.6ネイルリグ(1.6g)