好調と聞いていたがアオリイカと魚がいない
釣友さんたちの釣果に釣られて、2025年9月30日に福井県敦賀方面にエギングに行ってきました(*・ω・)ノ🎣
今年は好調な日が多く、運がよければたくさんのアオリイカとサヨリなどの魚が見えると聞いて楽しみにしていたのですが、どちらもいないよ_(┐「ε:)_
これは厳しい釣行を覚悟しなければならなさそうです。
予想は当たり、一晩釣り続けて夫3杯、わたし2杯と控えめな釣果になりました。
潮の流れに翻弄されて着底とアタリが取りづらく苦労しましたが、自分の成長と不足している技術を感じ取れたよい機会となりました。
2025年9月30日-10月1日の気象データと釣行時間帯
釣行時間は2025年9月30日の20時30分〜翌10月1日の7時までです。
2025年9月30日は長潮に向かう小潮の日。
風は緩い追風で釣りがやりやすかったです。
潮位の変動に乏しい小潮なのですが、潮流がそこそこあり、これに苦しめられました。
敦賀市の最高気温は24℃、翌朝の最低気温は18℃と肌寒さを覚えるほどの涼しい夜です。
干潮は15時20分で潮位は21cm、満潮は翌朝5時40分で潮位は44cm。
朝の7時ごろから雨が降り出したため納竿しました。


深い!潮流れで着底とアタリが取れない!
20時半頃から釣りを始めたのですが、開始早々に困ったことになりました。
3号のエギでも着底に60秒以上かかる深さがあるうえに、潮流れがありラインが延々と出続けるので、いつエギが着底しているのか正確な判断が難しいのです_(┐「ε:)_🎣
(潮流れがなければ着底するとリールから糸が出なくなるため、自分は今までそれで着底を判断していました)
自分の釣り方はキャストしてシャクリを何度か入れたあと、アタリを取りやすくするためにラインを張った状態でエギを落としていくのですが、これも潮流れのためラインをうまく張ることができません。
PEラインは緩んでしまうと感度が極端に落ちてしまうため、アタリがほとんど感じ取れなくなってしまいました。
夫はイカがエギにそっと触れたり、イカパンチしたりすることを感じ取れている様子。
これが腕の違いというやつか…。
22時ごろに夫に、次いでしまかぜにもアオリイカのヒットが!

最初にアオリイカを釣ったのは、やはり正確に着底とアタリを取れていた夫のほうでした!
エンペラにパンダマークと呼ばれる黒い斑点が出ていて近くに仲間のイカがいることが予測できる状況でしたが、後が続きません…。
しまかぜは状態がわからず、???となりながらもひたすらにキャストしてシャクってテンションフォールさせる一連の動作を繰り返します。
ふと、ラインに薄くまとわりつくような微かな違和感。
試しにアワセを入れてみると乗りました!\\\\٩( ‘ω’ )و ////
ブシュブシュと元気に水と墨を吐いて抵抗しています!

上がってきたのは胴長13cmくらいの食べ頃サイズちゃんでした!
釣果が連続したのは主な22時頃から23時すぎにかけてです。
その後は夜通し釣りをするも、沈黙が続きました。
今季坊主なしに成長の跡が見える
しまかぜは秋イカ狙いのエギングに3回出掛けているのですが、2杯、5杯、2杯と少なめながらも着実に釣果をあげていて、今季は坊主なしです!
去年までなら釣りづらい状況に当たってしまうと手も足も出なかったのですが、できないなりに何とか工夫してアオリイカにたどり着いています。
自分が成長したなあと感じるのは、まず2.5号の軽いエギをそこそこ飛ばせるようになったこと。(夫の半分以下→7割ほどの飛距離に向上)
次いでエギングの基本動作の慣れと習熟です。
シャクリを入れる際の腕のブレが少なくなりました。
そのため、自分ができていない部分=今後の課題と改善点がはっきりと見えるようになりました。
課題はキャスト後とシャクリ直後のライン処理!
キャスト後のラインメンディングの重要性
しまかぜのエギングの問題点は、おおざっぱにくくると2点あって、まず1つめはキャスト後のラインメンディングができていないこと。
エギングは釣竿とエギを結ぶラインが真っ直ぐになっていることがとても大切な釣りです。
カーブを描いていたり余計な糸フケでたわんだままだと、シャクリを入れても力がエギに正しく伝わらず、横跳びしていまいます。
本来はキャスト後に糸フケを巻き取り、更に1回ロッドを軽く振ってラインを真っ直ぐにしてから初めてベールを返して糸を少しずつ送ってエギを落としていく必要があるのですが
自分は上記の動作をせずに投げっぱなしにしていました。
シャクっていてもエギが綺麗に跳んでなかったでしょうし、自分のキャスト後の糸フケの量(毎回変わる)によってエギの着底を数えるためのカウント数がブレてしまいますよね。
この点を改善するだけでもエギの動きと着底の取りやすさが大きく改善されそうです!
ちなみにテンションフォールがうまくいかなくて波風などで糸が緩んでしまう場合の対処ですが、基本はエギを1段階重たくするしかないようです。
エギを重くしてもダメなら、風裏を探して移動したほうがよいとのこと。
シャクリ後の糸ふけ回収にもたつくことのデメリット
2つめは、連続でシャクリを入れた後とエギをふわふわ落とすカーブフォールに移行する間に、糸フケを素早く回収する必要があるのですが、自分はこの部分の動作がもたついています。
糸フケの回収が遅れることのデメリットは2つあります。
- 糸が緩んでいる間はアタリを取ることができない
- エギの動きが少しの間不自然になってしまうため、イカが警戒して離れてしまう
シャクリ終わった直後にイカがバイトしてくることがけっこうな割合であるのですが、この間に糸を張れていないために、せっかくのバイトを感じ取れず逃しています。
理想はシャクリ終わった後にダブルハンドルを弾いてクルクルっと素早くライン回収してスーッとテンションフォールさせることなのですが
ここでもたついてガチャガチャとリール操作してしまうので、不自然にエギが揺れたり上下したりしていると思われます。
目のいいイカは、不自然さを感じると警戒して離れてしまうことが多いので、この意味でも貴重なバイトの機会を逃しています。
この動作については慣れるしかありません。
幸い夫が上手なので、彼に手本を見せてもらい、その後は繰り返し実践するしかなさそうです。
上記の2点の大きな改善点とは別に、更に自分の場合はテンションフォールの時にラインを引っ張りすぎてエギが落ちる角度が浅くなっている問題があるようです。
これについても慣れが必要ですが、アタリを取れる範囲で可能な限りテンションを緩められるとチャンスが増えそうです!
釣果のアオリイカを沖漬けに

今回はこぶりのイカ2杯を刺身用に残して、3杯を沖漬けにしました(*・ω・)ノ🦑
現地で釣りたてのイカを漬汁に浸して、(その時にイカが凄まじく荒ぶります)帰り着いてから汚れた漬け汁を捨てて新しいものに取り換え、更に一晩漬けたらできあがりです!

美味しそうに仕上がりました!\\\\٩( ‘ω’ )و ////
1杯は刺身で頂いて、残り2杯はシンプルに焼いて食べようと思います!