先日の釣行でたくさんのワタリガニを獲ってきたしまかぜ夫婦。

茹でガニ、カニ汁、何を作ろうか迷います。
今回は一部のカニが砂まみれになっていたこともあり、調理の過程で砂を取り除ける蒸しガニとそれを使ったカニ飯を作ることにしました(*・ω・)ノ
カニ飯はフォロワーさんに教えて頂いたレシピを自己流にアレンジしていますが、詳しくは後ほど。
蒸しガニは茹でガニに比べるとすこし面倒なのですが、身の味が濃く美味しいです!
蒸しガニのレシピはこちら!

レシピの中でカニの締め方についても触れているので参考になります。
カニを洗う時なのですが、水を流しながら全体を写真のような硬めのブラシ(100均で売ってます)でゴシゴシ洗います。

ふんどし周りは臭みが出やすいので、特に丁寧に!

洗ったカニは写真のように裏返しにして置きます。(表向きに置くと汁が流れ出てしまうので)
洗ったらカニのふんどしに塩をまぶして蒸していくのですが、我が家は蒸し器がないのでフライパンを使って蒸しています。

大きめのフライパンに小さめの皿を逆さに置いて高さを出して、その上にカニを置く大きめの皿を重ねます。

あとは自分はフライパンに1.5cm-2cmほどの深さの水を張って強火で加熱、沸騰したら中火に落としてカニを裏返しに2個-3個並べて蓋をして蒸します。
大きめなカニは12分、小ぶりなカニなら10分ほどで蒸しあがります。
このスタイルで蒸すと受皿に濃厚なカニの汁がたまります。
なめてみると、すんごいカニの風味!
捨てるのがもったいないので、ザルでおりのようなものを越して出汁の一部として使うことにしました ٩( ‘ω’ )و
たくさん蒸す時は毎回水位をチェックして適宜水を足してくださいね!

蒸し上がると鮮やかな赤い色になります。
見本のために表にしましたが、カニを置く時はあくまで裏向きで!
カニの粗熱が取れたら身をほぐします。これが手間かかって大変_(┐「ε:)_
ワタリガニは殻が硬くてトゲがあるので、しばしば爪が欠けたりトゲが指にささったりします。痛い_(┐「ε:)_
今の時期だと外子や内子を持っている場合があります。外子は別にしやすいのですが、内子は別にしづらいので、身とミソと内子は一緒くたに混ぜてしまいました。

18匹分のカニからどんぶり1.5杯分の身がとれました!
カニをほぐす時に、ガニ(エラ)と口周りの部分以外の殻を別皿に取っておきます。

取っておいたカニの殻に水と酒を加えて火にかけて出汁を取ります。
水は少なめのほうが濃厚な出汁がとれて美味しいので、水はカニ飯を炊く合数×300cc、酒は100ccほどを目安に入れるとよいかも。
あとは鍋の水のかさなどを見て適宜調節です!
沸いたら弱火に落として、時々あくを取りながら20分ほど煮込みます。
と、ここまでやってようやくカニ飯の準備が整いました!
カニ飯を炊くときのお米なのですが、事前に浸水させておいたほうが失敗なく仕上がります。
自分の場合はお米を研いだ後に5分-10分ほど水に浸けます。
そこからざるにあげて、更に20分ほど置いてます。
カニの出汁は蒸した時のものと殻を煮出したものを混ぜて味をみて、白だし、味醂、少量の醤油を加えて調味します。
甘さはほんのり甘く感じる程度、塩気は汁物として飲むにはちょっと濃いかなあ?と思うぐらいが目安です。
浸水させたお米に調味した出汁をそそいで炊飯器の合数のメモリに合わせるのですが、普段よりほんの少し多めに出汁を入れるのがコツです ٩( ‘ω’ )و
(2合炊く場合は2.1合分くらいの水位にします)
事前に米に浸水しているので、早炊モードで美味しく炊けます。
炊いてすぐ食べても美味しいですが、炊き上がったら全体を軽く混ぜて30分くらい蒸らしておくとなおよいです。
あとはカニ飯とほぐした身、あれば外子などを盛り付けてかきこむべし!(*・ω・)ノ🥢

自己流の作り方ではありますが、カニの味と風味がすんごく濃厚で美味しかったです!!!
ワタリガニは夏から秋にかけて釣れ続きますが、今回ほどたくさん獲れることはないだろうなあ…。
次はワタリガニのトマトソースパスタが食べたいです😋