いよいよ12月になりましたね!
急に気温が下がってきて、冬の訪れを感じるようになりました。
12月2日におそらく三重県外への異動になるだろうということで、辞令をまな板の上の鯉のような気持ちで待っていたのですが、まさかの三重残留でした・:*+.\(( °ω° ))/.:+
同時に夫の昇格が決まりましたが、残業代が出なくなる役職になった関係で実質的な給料は下がるようです(;ω;)
ほっとして気が抜けたしまかぜ、無性にアジが釣りたくなりました!
2日の夜から3日の夕方までは風が穏やかな予報でアジングができそう!
南伊勢町でナイトアジングでもできればなーと思って夫におねだりしたところ、何と鳥羽市浦村町の「海香」さんの筏に乗ってみる?と提案してくれました。
※しまかぜが海香さんのInstagramをフォローしていて、連日アジがめっちゃ釣れてるよ!って話をしていました。
夫は極度の船酔い体質で筏の揺れで酔うので、何で筏に乗る気になってくれたんだろう??
夫の気が変わらないうちに海香さんにお電話です!
前日の急な予約のためいっぱいかなーと思っていたのですが、幸い筏には空きがあるとのこと。
海香さんはYouTubeもされているのですが、船頭さんは動画で見た通りの明るいお声でとっても気さく。
サビキでアジ釣りをしたいこととアジの泳がせ釣りをやってみたいことをお伝えして、それ以外にもおすすめの釣り方がありますか?と聞いたところ、
「サビキのハリにオキアミを付けて落とすとアジ以外の魚種が掛かるかも!」とのこと。
その他ライフジャケットや桶の貸し出しをされていること、数量限定ではあるけどタモやスカリもお借りできること、釣具を洗える場所があることを教えて頂けました。
冬季は1セット500円で練炭とヤカンをお借りできるとのことで、1つお願いして前日のやりとりが無事終わりました。
当日は7時出船とのことで、6時30分頃に海香さんに到着。
受付と乗船名簿への記入を済ませて桟橋に荷物を運びます。
朝焼けが綺麗!
景色を眺めながらぼんやりしていたしまかぜ、唐突にこの日が入籍の記念日であることを思い出しました!
異動のことで頭がいっぱいで忘れてた!だから筏に乗るって言ってくれたんだ!
夫にお詫びして乗船、満員のお客さんと一緒に筏に渡してもらいます。
船頭さんが船を降りるときに
- この筏の水深は平均8m
- アジのいる棚は基本底から1mほどだけど、日や時間帯によって変動すること
- おすすめの方向(釣座)
を教えてくださいました。
釣りをやめる時間についてはお昼頃に筏を見回りに来るときに希望を聞いてくださるそう。
筏は最大8人ほどが乗れそうな広さで、工事現場などにある仮設トイレと日除けが設置されていました。
筏のトイレは板を20cmほど開けてあるだけの場合が多くて「息子がうっかり落ちないかなあ?」と不安になるのですが、便器があるので安心ですね!
トイレットペーパーまで設置されてる!素晴らしい・:*+.\(( °ω° ))/.:+
ほくほくしながらサビキ釣りを開始します。
最初の30分ほどは反応がなく「ホントに釣れるのかなあ?」と思っていたのですが、アジの群れが入って来たようで入れ食い状態に!
ダブルヒットやトリプルヒットが連発します!
アジのサイズが平均15cm、時に20cmを超えるものも混ざるので、竿が重たーい!!・:*+.\(( °ω° ))/.:+
夫は下カゴ式のウキなしで、わたしは棚の調整がしやすいようにとウキ付きの上カゴ式でサビキをやっていたのですが
アジのアタリはボトム付近に集中していて、同じように底付近を攻めているつもりでもアジのかかり方が全然違います。
夫のほうはカゴが底に付くと同時に掛かることが多いのですが、わたしのほうは何度かしゃくっても散発的にしか来ない。
夫に下カゴをすすめられて仕掛けを作り直すと、わたしのほうにもどんどん掛かるようになりました!
途中アジの群れが途切れることがあって、時折何もない時間もあるのですが、堅調に釣れ続けます。
11時を回る頃にはスカリがいっぱいで底が抜けそうになるほどのアジがストックされていました。
時間は前後しますが、10時30分をすこし過ぎた頃にサヨリの群れが回って来ました!
海面から1m-2mぐらいの浅い場所を泳いでいてキラキラ綺麗!
その層にサビキを落としてみましたが、サヨリのバイトは一瞬で、掛けるのが難しいー!
夫がサイトフィッシングの要領で2匹ゲットしましたが、ほどなくして群れは行ってしまいました。
30cm弱の見事な個体でしたが、残念ながら写真はなし。
ところでアジサビキについては申し分ない釣果なのですが、アジの泳がせ釣りは沈黙したまま。
サビキの合間に胴付仕掛けにオキアミを付けて落としてみたのですが、掛かるのはフグフグアジフグ!と基本フグばっかりです。
フグ可愛いけどね、食べられないもんなあ…。
夫のほうはたまにチャリコや小さなカサゴがかかるようですが、基本はやはりフグの様子。
カワハギちゃんが来てくれないかなーと期待していたのですが、今日はお留守のようです。
お昼の少し前に船頭さんが回ってきてくれました!
「アジはなんぼでも釣れるけど、泳がせのほうはサッパリですー!たまに遠投するけど係留ロープに引っかかってしまいますわ」と状況報告したところ、
- 水温が低いのでヒラメなどのフィッシュイーターは午後から活性が上がってくること
- この筏で数日連続してヒラメが釣れていること
- 筏のフチ近くにアミエビを撒いてアジを寄せているので、アジ以外の魚種狙いや泳がせ釣りの場合でもほとんど投げる必要がないこと
を教えてくれました。
いい筏に乗せてくれたんですね(*´ω`*)
15時に上がりたいことをお伝えして船頭さんが筏を回る様子を眺めていると、あちこちのお客さんと話が盛り上がっていて笑い声が聞こえてきます。
自分が知ってる筏の船頭さんはこちらから質問すれば必要なことは教えてくれるけど、寡黙な方が多いです。
海香の船頭さんはこちらの様子をよく聞いてくれて、各筏の様子を詳しく把握されています。
「こうするといいよー!」という情報も積極的に伝えてくださるのでとてもありがたいです(*´ω`*)
サビキでアジが連発するのが楽しすぎてほとんど飲まず食わずで釣りをしていたので、お腹が空きました。
ちょうどヤカンのお湯が沸いたところだったので、持参したカップラーメンとパンでお昼ご飯にすることに。
洋上のシーフードヌードル、最高のごちそうです!
普段はラーメンの汁を残すのですが、海に捨てるわけにはいかないので全部飲み干しました。
付餌用のオキアミをほぼ使い切ったうえにアジを山のように釣っているので、午後は泳がせ釣りをメインにすることに。
「そっかー足元でいいんだ」と胴付仕掛けで釣れた手頃なアジにもう1つのハリをゼイゴにかけて何気なく足元に放っておくと、
竿先が上下にせわしなくパタパタ動き、アジが暴れるような挙動をした後にドラグがちょっと出ました。
その後も時折動き続ける竿先に、「もしかして食ってる??」
でもドラグが鳴りっぱなしで糸が出ていくとか竿が持ってかれるとかそういう感じではなく、割と静かです。
うーん?と首をかしげながら竿先を持ち上げてみると、重量感があります。食われてる!!
巻き合わせをすると手応えあり!でもしっかりハリがかりしてなかったのか、フッと軽くなってしまいました…。
わたしは魚の姿を見なかったけど、夫がギリギリ40cmを超えてそうなヒラメが食ってたと教えてくれました!
うおおお、悔しいー!!!:(;゙゚’ω゚’):
自分は口とゼイゴにハリを掛けていたのですが、アジを見たところ背中から食われていたので、口ではなくて背中にハリを掛けたほうがよいのかも。
その後は豆カサゴちゃんなどを釣るも
泳がせ釣りには反応がなく納竿となりました。
船に乗って桟橋に帰り着くと、筏を先に上がったお客さんと思しき人達が釣糸を垂らしていました。
筏に乗らない場合でも、営業時間内であれば有料で桟橋釣りをさせてくださるそう。
そういえば、筏は近くを船が通ったり風が吹いたりする度にけっこう揺れてたけど夫は船酔い大丈夫だった?と心配して尋ねると、「途中何度かヤバかったけど遠くを見つめたりして凌いだ」とのこと。
そりゃよかった!(*´ω`*)
※ただし揺れる筏の上で強く踏ん張っていたうえ、アジが釣れてハリ外しして…と半日スクワットを繰り返していたので太ももが酷い筋肉痛に襲われたようです。
波が穏やかな南伊勢の奥まった入江に比べると、外洋に近い鳥羽のほうはちょいちょいうねって筏が揺れやすいのかも?
でも型のいいアジが100匹以上釣れて、サヨリも2匹ゲットしてヒラメのバイトもあって、とても楽しかった!
次こそヒラメを釣りたいので、休みの日に波風が穏やかな日が重なればまた行きたいです。
海香さん、お世話になりました!
釣ったアジは水気が多めだったので、干物やさんが焼きなど水分調整ができる料理にして美味しく頂いています。
アジを調理した様子を別記事にまとめましたので、よければあわせてご覧ください🙇♀️
サヨリは夫が薄造りの刺身にしてくれました。
骨が真っ直ぐではなく巻いているようで捌くのが難しかったみたい。
綺麗に盛れなかったのでやはり写真はないのですが、上品な白身でほんのり甘くてとても美味でした!
それにしてもヒラメ…悔しい_(:3 」∠)_🎣
海香さんの連絡先
ホームページ
筏やカセのご予約はホームページ記載の船頭さんの携帯番号にお電話するか、ご予約フォームからお願いします🙇♀️
YouTube
https://youtube.com/channel/UC_T6LDmSr_zZrHXNYL81bAQ?si=qVukaRgc8bPUoEvh
現在は不定期での更新ですが、筏やカセの様子や施設紹介などが参考になります。
https://www.instagram.com/tsuri_kaikou?igsh=d2h0ZWNod2NhbHo2
日々の釣果が詳しく紹介されています。