帰省や筏でのイカ釣りの準備などで余裕がなく、記事を書くのが遅くなりました。
イカ釣りはミスが続いて悔しい結果となりましたが、後日改めて記事にするとして、今回はヒラメ料理のお話を。
夫が座布団ヒラメを釣った時の記事については下記リンク先をご覧ください。

夫がヒラメを捌くと膨らみかけた卵巣がでてきました。


どうやら産卵に備えて荒食いしていたメスのようです。
身にまだ十分な脂と旨味が残っている状態で、骨に残った身をスプーンでこそいで食べると上品な甘味があって美味しい!
80cmのヒラメ、長さもさることながら厚みもなかなか凄くて、5枚おろしのうちの1枚だけで凄いボリュームです_(┐「ε:)_🔪

釣り上げた翌日に大量のアラで骨だしを取り、まずしゃぶしゃぶで頂きました!
あとエンガワの刺身も!



ピチットシート(食品用浸透圧脱水シート)で1時間ほどくるんで余分な水分を吸収させたあとに一晩寝かしただけの状態ですが、なかなか美味しい(*´ω`*)
エンガワって脂が乗ってるのにコリコリの食感なんですねー!
好きな方が多いのも頷けます。
包丁を長いこと研いでなかったので綺麗に取れなくて、ちょっとしか食べられなかったのが惜しい。
50cm程度の食べごろヒラメに比べると座布団ヒラメは硬くて筋張っていて美味しくないとおっしゃる方もいるのですが、部分によっては筋っぽいもののそれほど気にならなかったです。
筋っぽい部分はや加熱調理に回せば美味しく食べられると思います!
身のかたさについても噛みにくいと感じるほどではなく、しっかりとした食感という感じで好ましかったです。
柔らかめがお好きな方はイマイチに感じるかなあ?
続いてその翌日は仕込んでいた昆布締めの刺身と兜煮(頭の甘辛醤油煮付け)を頂きました。


兜煮は火が強すぎて煮崩れちゃった_(┐「ε:)_
味は醤油と甘味のバランスがよく、いい塩梅でした。
ヒラメはもちろんですが、味の染みたネギが甘くて美味しい・:*+.\(( °ω° ))/.:+
おそらくですが頭については弱火で7分-8分ほど落とし蓋をして煮込んだ後に器に取り出し、残った煮汁と具材を好みの濃さになるまで煮詰めてから頭と合わせる。
それを一晩寝かせて味をなじませたら綺麗で味の染みた煮付けになりそう。
昆布締めはヒラメとすごく相性がよいのですね!
上品な甘味のある白身に昆布の旨味が乗ってほんのりと色づき、いくらでも食べられそうな美味しさです。
しゃぶしゃぶ用に取った骨だしの残りがあったため、アレンジして出汁かけごはんを作りました。

昆布締めに使った昆布を細く切ってご飯の上に散らし、少量の塩で味付けした温かい出汁を注ぎます。
お好みでワサビやゴマを散らしても美味しそうですが、自分はそのまま頂きました。
これは…二日酔いの時に食べると幸せになりそうな優しい味です!
二日酔いでなくても幸せだけど。
体がぽかぽか温まります。おーいしー!!!
最後の3日目は残った昆布締めの刺身とムニエルを作って食べました!
加熱調理するとせっかくの繊細な甘味と旨味が…と思っていたけど、バターの濃厚な旨味と塩気が足されて美味しかったです!
産卵後で旨味が落ちる夏の盛りなどは特にいいかも!
わたしにしては綺麗に焼けていたのですが、残念ながらムニエルの写真を撮り忘れました_(┐「ε:)_
魚があまり得意ではない息子も喜んで食べてくれましたよー!
釣友さんがおっしゃるにはフライにしてもとても美味しいそうなので、もしまたヒラメを釣れる機会があったら試してみます ٩( ‘ω’ )و
え、あのサイズのヒラメを3日で食い尽くすとはどんだけ食べたんだって??
いや、美味しかったので特に保存のことなど考えず、日々もりもりと食べていました。
今度は45cm-50cmぐらいの食べ頃ヒラメを釣ってみたいですね!
以上、ヒラメの料理と食味のリポートでした!