サーフの地形変化を求めて地図とにらめっこ! しまかぜの自転車単独釣行

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去年から初夏から秋にかけて、キスとマゴチを釣りに単独釣行をするようになりました。

しまかぜが一人で行けるのは四日市・鈴鹿・津北部のサーフに限られるのですが、このあたりは総じて遠浅の砂浜が続き、変化に乏しいです。

去年から何度か通った鈴鹿のサーフでも釣れるだろうし、実績もそれなりにあるのですが、

波や潮の流れを読むのが上手くないしまかぜには、平坦すぎてキスやマゴチが付きやすい変化を探すことが難しいです_(┐「ε:)_

「離岸流が探せるようになれば違うんだけどなあ」と思いながら、周辺の地図とにらめっこ。

ある一つの場所に目をつけました。

夫にその場所をどう思うか尋ねてみると、あまり気が乗らなさそう。(でもその理由を説明してくれない。)

地元の先輩釣師のフォロワーさんに、地形変化や潮流れに詳しい方がいらっしゃったので、DMを送って質問をさせて頂きました。

結論から言うと、その場所はキャストが届かない沖のほうは流れも地形変化もある有望な場所だけど、岸周辺は流れが穏やかになっているため、かえって変化に乏しいとのこと。

地図を見ただけではなく、実地で釣りもされてのご意見とのことで、説得力がすごい!

「だめだったかあ、それならいつものところにするかなあ?」と思っていたら、先輩があることを教えてくれました。

しまかぜにも馴染みのある、でもあまり足が向かなかった近郊サーフが、潮当たりと地形変化がよい感じとのこと!

たくさんの事情と理由を聞かせて頂いたのですが、ここでは2つだけ。

  • 近くの河川からの流れが当たる場所である
  • 近くを大型船が通るため、少し沖が深く掘れている

わたしのキャストが届く範囲にもその影響はあり、丁寧に探れば様々な変化を見つけられるだろうと教えてくださいました。

となれば行ってみるしかないですね!\\\\٩( ‘ω’ )و ////

家からは離れているんですが、何とか自転車で行ける場所!

愛用の電動アシスト自転車に荷物を積み込んで出かけます。

到着してあたりを見渡すと、たくさんの先客がいます。

先行者さんと入れ替わりで、ポイントに入ることができました。

お、おおう、、、。大潮で潮が動き始めた時間だということもあり、思った以上に流れがある!

キャストが届く範囲もそこそこの深さがあり、よい感じです!

マゴチ用に作った28gのちまラバと、キス用の天秤仕掛けを交互に投げます。

トレーラーは釣友のかんちゃんが作った柔らかめのワームと、キビナゴの塩漬けを使います。

フルキャストしてゆっくりズル引きますが、反応はありません。

周りを見ていてもマゴチは寄っていなさそうですが、天秤に変えるとキスのアタリがたくさん!

ほとんど1キャストごとにアタるのですが、サイズが小さいためかなかなか乗りません((((;゚Д゚)))))))

乗っても、波打ち際で天秤が砂にずり上げた時にテンションが緩んでしまい、凄まじくバレます_(┐「ε:)_

小さなキスばりを使って飲ませようとしたり、敢えてケン付き流線を使ってガッツリ掛けようとしたりと色々足掻いてみたんですが、掛けたキスのうち7割以上をバラしてしまいました。

マゴチとキスを交互に狙ってみたんですが、結局マゴチがアタることはなく、キスのみ9匹釣って納竿となりました。

家に帰りつくと、往復20km自転車を漕いだ疲れと4時間キャストを続けた疲れが重なって、タックルを洗ったところで力尽きました。

夜になってキスをさばきはじめます。

自分の場合は画像の通りの道具を使っています。

このタイプのウロコ取りは、ウロコが飛び散らなくて便利です(*´ω`*)

これは小魚用の小さいサイズですが、鯛などに向いた大きなものもありますよ!

ウロコを落としたあと、胸びれの少し下の部分に小出刃を入れて頭を落とします。

そのあとキッチンバサミでお腹を開いて内臓を出し、お腹の中に流水をあてて血や膜などを掻き出して綺麗にします。

数が少なかったので、30分足らずで下処理が終わりました!

このキスは骨ごと食べられる唐揚げにしたんですが、写真を撮り忘れました_(┐「ε:)_

先輩にお礼がてら、現場の状況をレポートします。

そうすると、「マゴチ釣りは始めたばかりなので詳しくないですが」と断りを置いて、また1つ教えてくださいました。

今の時期はマゴチは産卵時期にあたるため、食性はおそらく控えめになるとのこと。

その代わり、産卵場所に入り込んだ異物を敵とみなし、ブラックバスのように攻撃(威嚇バイト)する可能性がある。

一方産卵が終わってアフター回復の時期になると、積極的にキスなどを捕食する。

そのことを踏まえると、食性に訴える餌やワームはアフター回復の時期には有効だが、産卵を控えた梅雨にはおそらく効果が薄い。

産卵を控えた今の時期は、ブレード付きのメタルジグやバイブレーションなどの存在感のあるルアーでハイテンポに広く探る釣りをしたほうが、マゴチに近づけるのではないか?とのこと。

推測の話ではありますが、多種多様な釣りをされてきた先輩のお話。

自分の今までの釣りの経験と照らし合わせても、十分あり得るのではないかと思っています。

当分雨が続きますが、次回はこの推測を検証するべく、ブレード付きのメタルジグを中心にした釣りを展開しようと思います。

自分の腕で検証できるのか少しアヤシイですが、楽しみ!

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この記事を書いた人

40代の主婦で、夫と息子が1人います。
釣りが大好きです。
なかなか上達できないけど、溜池でのバス釣りや堤防での根魚釣り、砂浜でのキス釣りなどを楽しんでいます。

息子のために始めたリグ作りに夢中になり、「しまかぜ工房」という小さなネットショップを立ち上げました。

カラフルでアレンジ自在のラバージグの「ちまラバ」と、ちょい釣りでキスやハゼを釣ることができるキャロ仕掛けの「ちまキャロ」を製作・販売しています。

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